Gitのインストール(Mac)
Gitことはじめ
git:分散型バージョン管理システム
CVS、Subversionに代表される集中型バージョン管理システムでは
共用レポジトリが中央に1つだけあり、そのレポジトリにアクセスして各操作を行う。
対して、分散型バージョン管理システムでは、ユーザ一人一人がリポジトリのコピーを持ち
各操作はユーザのローカルリポジトリで行う。
また、各操作はローカルリポジトリ内で完結するので、ネットワークに接続されてなくても作業ができる。
Gitのインストール
MacPortsから(結構時間かかる)
$ sudo port search git-core git-core @1.6.4 (devel) A fast version control system $ sudo port install git-core ・ ・ ・ ---> Cleaning git-core
tarballからもインストールできる。
$ tar xvzf git-*.*.*.tar.gz $ cd git-*.*.* $ ./configure $ make prefix=/usr/local all $ sudo make prefix=/usr/local install
インストールが完了したら
$ git version git version 1.6.4 $ which git /opt/local/bin/git
とかで、とりあえず確認してみる。
初期設定
$git config --global user.name "自分の名前" $git config --global user.email "Eメール"
とすると、~/.gitconfigファイルに書き出されて
ホスト上で作るリポジトリに反映される様になる。
基本的な使い方
リポジトリの初期化
現在、学校の課題であるマークアップの課題をバージョン管理したいので
ひとまず~/Sites以下にリポジトリを作る。
$ git init
を叩くと、.gitというディレクトリが出来る。->これがリポジトリ。
これで、~/Sitesディレクトリがリポジトリに付属したワークツリーとなる。
初期化後は、最初のコミットとして、現在のワークツリーの状態をコミットする。
//カレントディレクトリ以下のファイルのスナップショットを取得する $ git add . //コミット $ git commit -m "ログメッセージ"
ファイルの変更があったら
$ git diff
で、最後の"git add"以降の変更を調べることが出来る。