AndroidでProcessingを動かす

【準備するもの】
Android実機
Android SDK
・Processing

Processing

http://processing.org/download/
からダウンロードします。Android Modeは1.5から2.0a6は使えないようなので、以降では2.0b5で試しています。

Android SDK

Android SDKhttp://developer.android.com/sdk/index.htmlからダウンロードします。解凍したらAndroid SDK Managerを立ち上げ、必要なツールをダウンロードします。

% cd android-sdk/tools
% ./android

ここで、Android SDK Toolsのrevisionが20(または20以上)になっていることを確認してください。Rev.20以下では最新のProcessingが利用できません。


また、「Android 2.3.3(API 10)」の
# SDK Platform
# Google APIs
は、最低限インストールされている必要があります。

元々インストールしていたものを含め、都合「API 8 ~ 16」をAndroid SDK Managerからインストールしました。

Android実機側の準備

開発マシンと接続するための設定を行います。以下はNexus 7 (Android 4.1.2)での設定例です。

「Settings」-> 「Developer options」をONにする -> 「USB debugging」 にチェック

チェックを入れてUSBケーブルで接続すると、「USB debugging connected」という通知が出るので、Processingをたちあげてみます。


ウィンドウ右上からAndroidモードに変更し、以下のような状態になったら準備完了です。


とりあえずHello, Worldということで

void setup() {
  size(displayWidth, displayHeight, P3D);
  background(255);
  smooth();
}

void draw() {
  fill(0);
  text("Hello, World", 20, displayHeight/2);
}

のようなコードを書き、左上の「RUN」ボタンまたは「COMMAND+R」で実行すると、簡単に実機でProcessingを試すことができました。